ゲーミングPCを選ぶ際に気になるのがメモリの容量。多いほどいいのはわかるけど、どれくらい必要なのか、悩んでしまう人も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、ゲーミングPCにおすすめのメモリ容量を解説。また、人気ゲームの推奨メモリ容量も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
ゲーミングPCに必要なメモリはどれくらい?

結論ですが、ゲーミングPCのメモリ容量は、16GBがおすすめです。
理由は、複数の人気ゲームタイトルにおいて、推奨スペックのメモリ容量が16GB以上になっているから。
なので推奨メモリが8GBのゲームしかプレイしないのであれば、8GBでもOKですが、さまざまなゲームをプレイするなら16GBが目安と言えるでしょう。
ちなみに、ゲームタイトルによっては推奨スペックに対して、必要スペックや必須環境を公開している場合もあります。
ですが、必要スペックや必須環境とはゲームがギリギリ動作する性能という意味なので、ゲーミングPCの購入時に参考にするのはおすすめしません。
そもそもメモリの役割とは?

メモリは、ゲーミングPCが処理を行う作業スペースのような役割をするパーツ。なので、メモリ容量が多いほどゲームをサクサク動かしやすくなります。
とはいえ、メモリを増やすとPCの価格が一気に上昇することもあるので注意。コストを抑えるなら、ゲームが推奨する程度のメモリ容量がおすすめです。
人気ゲームタイトルの推奨メモリ容量一覧

人気ゲームタイトルの推奨スペックで公開されているメモリ容量は、以下のとおり。
ゲームタイトル | 推奨メモリ容量 |
Battlefield 2042 | 16GB |
ELDEN RING | 16GB |
PUBG: BATTLEGROUNDS | 16GB |
リネージュ2M PC版 | 16GB |
ブレイドアンドソウル | 16GB |
ELYON | 16GB |
LOST ARK | 16GB |
バイオハザードヴィレッジ | 16GB |
DEAD OR ALIVE 6 | 16GB |
フォートナイト | 8GB |
Apex Legends | 8GB |
ストリートファイターⅤ | 8GB |
デス・ストランディング | 8GB |
モンスターハンターライズ | 8GB |
ファイナルファンタジーXIV | 8GB |
eFootball 2022 | 8GB |
マインクラフト | 8GB |
※2022年9月時点
上記のとおり、複数のゲームタイトルにおいて、快適にプレイするためには16GB以上のメモリを推奨しています。
逆に言えば、特に重いゲームとされる「Battlefield 2042」でも16GBが推奨であり、現時点では16GBのメモリで十分なことが分かります。
16GBメモリのおすすめゲーミングPC:20~29万円
ここからは、16GBのメモリを搭載するおすすめのゲーミングPCを、ランキング形式で紹介します。
1位 mouse(マウス)コンピューター G-Tune EN-Z-3060Ti
パワフルなCore i7-12700KFと、ミドルGPUでは性能が高めのRTX 3060 Tiを搭載。フルHDであれば、高リフレッシュレートも狙えるパワーがあります。
高速なSSDの容量は、512GBとやや少なめ。ですが、2TBのハードディスクが装備されているので、動画など大サイズのファイルもたっぷり保存できます。
2位 パソコン工房 LEVEL-R769-127-TAX
第12世代インテルプロセッサーCore i7-12700×ハイクラスRTX 3070の組み合わせながら、20万円台前半の価格であり、高いコストパフォーマンスを実現。
Core i7-12700は、前世代の上位モデルCore i9-11900Kと比べ性能が大きく向上しているので、高解像度や高画質設定でのゲームプレイも視野に入ります。
3位 TSUKUMO(ツクモ) G-GEAR GA7J-F221/ZB2
RTX 3070に比べメモリ関連を強化した上位モデルのRTX 3070 Tiを搭載し、12コア20スレッドのCore i7-12700を備え、価格を25万円台に抑えているのは驚き。
また電源は80PLUS GOLD、SSDは1TBで必要十分。WQHD以上でも対応できる性能があるので、より高画質で快適なゲームを楽しみたい人におすすめです。
16GBメモリのおすすめゲーミングPC:10~19万円
1位 mouse(マウス)コンピューター G-Tune HM-B-3060Ti
インテル第12世代Core i5-12400Fと、ミドルレンジ上位のGeForce RTX 3060 Tiという今人気の組み合わせであり、抜群のコストパフォーマンスが特徴です。
フルHDゲームであれば、より高画質設定でのプレイも可能。通常21万円台だったモデルのセール価格なので、気になる人は早めの確認をおすすめします。
2位 FRONTIER (フロンティア) FRGXB660/WS15/NTK

CPU:Core i5-13400F
GPU:GeForce RTX 3060 Ti
メモリ:16GB
SSD:512GB
HDD:非搭載
電源:600W 80PLUS BRONZE
現在15万円台の価格ながら、Core i5-13400F&RTX 3060 Tiを搭載した期間限定価格のモデル。画質を抑えれば、高フレームレートでのプレイも可能な性能です。
メモリは16GB、SSD容量は1TBで、必要十分な構成。電源が600Wと控えめではありますが、コスパ重視で選ぶなら非常に魅力的な1台と言えるでしょう。
3位 パソコン工房 LEVEL-M06M-124-RBX
Core i5-12400とミドルレンジながら12GBの大容量ビデオメモリを備えたRTX 3060を搭載し、セール価格とはいえ、現在15万円台の優れたコスパを実現。
SSD容量が500GBとやや少なめですが、フルHDゲーム向けのバランスの良いスペックなので、これからPCゲームを始める初心者にピッタリなモデルです。
まとめ
ゲーミングPCに必要なメモリは用途によって変わりますが、16GBあれば、多くのゲームタイトルが推奨するメモリ容量を満たすことができます。
また、メモリは交換や増設がしやすいパーツでもあるので、メモリ不足を感じたときに容量を増やすという選択もおすすめです。
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