HDMIなど、PCモニターとデジタル接続する時代になって、画質は飛躍的にアップしました。となれば、次はより良い音質でゲームや動画を楽しみたいという人も多いのではないでしょうか。
もちろん、高価なスピーカーを用意すれば、それだけで音質は高まります。ですが、サウンドもアナログ接続からデジタル接続に変えるだけで、音質を大幅に上げることが可能なのです。
そこで今回は、PCの音声出力をアナログから光デジタルにする方法を解説。また光デジタル端子のないPCに向けに、端子を増設できる周辺機器も紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
光デジタル端子のないPCには?

手持ちのPCに光デジタル出力端子がなくても、諦める必要はありません。PCに光デジタル出力端子を搭載した「サウンドカード」を取り付けることで、対応できます。
現在では、USB接続で外付けできる高性能サウンドカードも複数登場しており、PCにあまり詳しくない人でも簡単に増設することが可能。
ただしサウンドカードにもさまざまな種類があり、サウンドカードだからといって必ずしも光デジタル出力端子があるわけではないので、注意しなければなりません。
おすすめは、以下のモデル。PCはもちろん、幅広い家庭用ゲーム機で使用できます。
光デジタルケーブルの準備

光デジタル出力端子の準備ができたら、次は接続する光デジタルケーブルの用意です。一般向けの製品であれば、数百円~数千円程度で購入できるでしょう。
中には万を超える光デジタルケーブルもありますが、使ったことがないので、ぶっちゃけ違いはわかりません…。ちなみに私が購入したのは、Amazonベーシックの光デジタルケーブル。
長さ1.8mで当時500円ちょっとでした。これで十分です。
光デジタルケーブルについて
光デジタルケーブルは光ファイバーケーブルを使用しているため、電磁的ノイズなどの影響を受けにくく、音質の劣化を減らせることから音質アップの期待が持てます。
ただし光デジタルケーブルには、強い力で曲げられることやネジられてしまうこと対して耐久性が低いという弱点があるので、取り扱いには注意が必要。
ケーブルは長すぎず、また短すぎて負荷のかかることがないように、あらかじめ適切な長さを調べておくことが大切です。
PCとスピーカーを接続する

光デジタル端子とケーブルの用意ができたら、次はスピーカーやホームシアターシステムと接続します。
PCで使う光デジタル対応スピーカーとしては、サウンドバー、もしくはシアターバーと呼ばれるタイプがおすすめ。
複数のスピーカーを置くホームシアターに比べるとさすがに音質は劣りますが、薄型でモニターの下や手前に設置しやすく、省スペースながら高音質を楽しめます。
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光デジタル出力で映画鑑賞してみた

実際に、今使っているサウンドバーとの接続をアナログから光デジタルに変更し、映画鑑賞をしてみました。
結果、一つ一つの音やセリフがより鮮明になり、明らかに音質はアップ。さらに、サラウンドサウンドに対応していたので、何もない上下左右の壁から音や声が聞こえてくる感覚です。
もちろん、高価なスピーカーであれば、アナログ接続でも十分に高音質でしょう。ですが、同じスピーカーでも、デジタル接続に変えるだけで手軽に音質を向上させることが可能なのです。
終わりに
以上、PCの音声を光デジタル出力して音質をアップさせる方法でした。
せっかくゲームや映画鑑賞するなら、より高音質なサウンドを再生して、臨場感たっぷりで楽しみたいですよね。
特に手持ちのPCとスピーカーが光デジタルに対応しているなら、アナログ接続にしておくのはもったいないかと。
また今回は、光デジタル端子のないPCでの接続方法も紹介しました。ぜひこの記事を参考にして、音も映像もワンランク上のプライベート環境を手に入れてもらえたらと思います。
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