ドスパラ：GALLERIA RM5R-R35

ゲーミングPCの基本性能

レビュー

Ryzen 5 4500×RTX 3050のエントリー向けPCで、コストを重視した組み合わせです。

新品のゲーミングPCとしては、比較的手頃な価格で販売されているので、学生にも手の届きやすいモデルと言えるでしょう。

ただし、RTX 3050は旧RTX30シリーズの中で最も下位であり、中量級以上の3Dゲームを高画質で遊ぶには厳しい性能です。

また、CPUも現役のCore i5に比べるとマルチスレッド性能が劣るので、実況配信や動画編集などCPUに負荷がかかる用途には不向きとなっています。

よって、長期的に考えるとあまりコスパはよくありません。とはいえ、予算がギリギリで画質を気にしないなら、十分候補になり得る1台です。

メリット

お手頃価格
ゲームに必要十分な構成
納期が早い

デメリット

軽量ゲーム以外は不向き
ストレージ容量が少なめ

Ryzen 5 4500は、6コア12スレッドで動作し、現行品の中では比較的安く販売されています。

なので、全体的なコストを下げられるのが魅力ですが、最新のゲーミングPCに搭載されるCPUとしては最低クラスの性能と言わざるを得ません。

よって予算の問題でどうしてもCPUにコストをかけられない、負荷の軽いゲームメインで遊ぶ、そんな人におすすめです。

現時点での最新はRTX 40シリーズ。なのでRTX 3050は、1つ前のRTX 30シリーズに属しており、その中でも最下位のエントリークラスに位置付けされています。

3Dゲームを遊ぶには最低限欲しいレベルの性能であり、タイトルによっては、画質や解像度を落とす必要が出てくるでしょう。

とにかく、価格を重視する人向けのGPUになります。いろんなゲームを快適にプレイしたいのであれば、RTX 3060やRTX 4060など、ミドルクラス以上がおすすめです。

メモリはDDR4-3200の16GBで、新規格のDDR5ではありませんが、現行のゲーミングとしては標準レベル。

現状では、最新タイトルでもほとんどの推奨メモリが16GBまでなので、ゲーム用途なら16GBあればまず問題ないです。

ただし、ゲームを起動させたまま動画を見たり、他のアプリを動かしたりする場合はより多くのメモリを消費することがあります。

RM5R-R35は、Ryzen 5 4500×RTX 3050のエントリースペックであり、価格重視向けのゲーミングPCとなっています。

現行モデルとしては、全体的に控えめの性能なので、軽いゲーム中心のライトゲーマーやとにかくコストを抑えたい人におすすめ。

また、人気あるGALLERIAシリーズで知名度も高いので、実績と信頼性を求める人にぴったりなモデルと言えるでしょう。