ドスパラ：GALLERIA RM5R-R46

ゲーミングPCの基本性能

レビュー

Ryzen 5 4500×ミドルクラスGPUのフルHD向けの組み合わせで、手に届きやすい価格となっています。

RTX 4060は、現時点で最新のRTX 40シリーズで最も下位ではあるものの、画質を調整すれば大抵のゲームをプレイ可能です。

ただし、現役のCore i5に比べるとマルチスレッド性能に大きな差があるため、ゲーム実況や動画編集などCPUに負荷がかかる用途には不向きと言えるでしょう。

メモリは、必要十分な16GBで、電源には650W BRONZEを搭載。

コスパは悪くありませんが、重めのタイトルには厳しい構成なので、コスト最優先の人や画質を気にしないライトゲーマーにおすすめです。

メリット

お手頃価格
最新シリーズのRTX 4060
納期が早い

デメリット

ゲーム用途以外は不向き
ストレージ容量が少なめ

Ryzen 5 4500は、6コア12スレッドで動作し、現行品では比較的安価なモデルです。

このため、全体的なコストを抑えやすいという魅力はありますが、最新のゲーミングPCに搭載されるCPUとしては最低レベルの性能と言わざるを得ません。

よって、グラボ重視のゲーム用途以外にはおすすめできないものの、予算の問題や軽量級のタイトルを遊ぶ人にとっては十分選択肢の一つになります。

RTX 4060は現時点で最新のRTX 40シリーズに属しますが、今現在では最も下位のモデルであり、1つ上位のRTX 4060 Tiとは結構な性能差があります。

とはいえ、前世代のRTX 30シリーズで比較するとRTX 3060～RTX 3060 Tiくらいのパワーを持つので、フルHD環境なら多くのゲームを快適にプレイ可能です。

また、RTX 4060の消費電力は115Wです。RTX 3060の170Wよりも省電力性に優れるため、電源周りのコストカットや電気代の節約につながります。

メモリは、DDR4-3200の16GB。最新規格のDDR5ではありませんが、現行のゲーミングとしては標準レベルです。

現状では、ほとんどのタイトルが16GBまでのメモリを推奨しているので、ゲーム用途であれば16GBでまず問題ないでしょう。

ただし、ゲームを起動させたまま動画を見たり、他のアプリを動かしたりする場合はより多くのメモリを消費することがあります。

RM5R-R46は、Ryzen 5 4500×RTX 4060のグラボ重視向けスペックであり、比較的低コストのゲーミングPCとなっています。

コスパは悪くありませんが、CPU性能は低めなので、軽いゲーム中心のライトゲーマーやとにかく価格を抑えたい人におすすめ。

また、人気あるGALLERIAシリーズで知名度も高いので、実績と信頼性を求める人にぴったりなモデルと言えるでしょう。