モニター・ディスプレイ

TN VA IPSモニターを使ってわかった違い|後悔しないパネル種類の選び方

2019年9月23日

現在、一般的なパソコンのモニター・ディスプレイに使われる主流パネルは、TN・VA・IPSの3種類。

各パネルの特徴はさまざまなサイトで解説されていますが、3種類のパネルでマルチモニターにした経験からすると、実際に使ってみないとわからないことも多いです。

そこでこの記事では、TN・VA・IPSモニターによる3画面環境のなかで、感じたことや気になったことをまとめていきたいと思います。

パネル選びに迷っている人がいれば、ぜひ参考にしてみてください。

今回は、以下の用途で使用した体験をまとめていきます。

  1. パソコン作業(ネット閲覧、ブログ作成)
  2. ゲーム
  3. 動画・映画

TNパネルの感想

TNモニターは「ViewSonic VX2757-mhd」を利用しています。当時の価格で、2万円くらい。

パソコン作業

数年間メインモニターとして、インターネットや事務作業を行ってきましたが、問題は特に感じませんでした。

ですが、TNパネルは視野角が狭いので、マルチモニターのように画面を斜めから見る場合にはオススメしません。

過去にTNモニターをサブ用としてメインモニターの横に設置したこともありますが、画面が白っぽくなって、特に画像は何が映っているのかすらわからなかったですね。

とはいえ、比較的価格が抑えられているパネルでもあるので、コスト重視の人や、画質にこだわりがない人にはおすすめです。

ゲーム

TNパネルは、低コストながら、応答速度を高速できることが特長です。

なので、今回使用のモニターで動きの速いゲームをプレイしても、残像感の少ないクッキリとした映像を表示することができました。

特にスピード重視のゲームでは、より素早い反応が可能になるので、オンライン対戦ゲームでは有利に戦えるんですよね。

とはいえ、やはり画質はいまいちなので、3Dゲームの綺麗な映像を楽しむよりも勝つことを優先したい人向けのパネルと言えるでしょう。

動画・映画

高速な応答速度はゲームだけでなく、動画や映画でも活躍します。動きの激しいシーンでも、鮮明な映像なので目が疲れにくいですし、快適に視聴できます。

ただし、それは画面を正面から見た場合の話なんですよね。少しでも画面を斜めから見ると、視野角の狭さが画質に大きく影響してきます。

なので、複数の人でモニターを見る場合にも、TNパネルはおすすめできません。

正直、VAやIPSモニターを使うまではそれほど気にならなかったのですが、一度他のパネルを知ってしまうと、画質にかなりの違いを感じるようになりました。

VAパネルの感想

VAモニターは「KA270H Abmidx」を使用。こちらも当時2万円ほどのモニターです。

パソコン作業

ブログ作業やインターネット閲覧では、特にこれといった問題はなく、TNパネルと大きな違いも感じられませんでした。

ですが、TNパネルに比べて視野角が広く、見る角度を気にしなくてもよいのでサブモニターやマルチモニター用としても使いやすいかと。

結果、このVAモニターは、縦画面にしてメインモニターの横に設置。

縦画面はウェブサイトを見るときにかなり便利で、スクロールの回数が減ったことで、作業効率もアップしました。

ゲーム

今回のVAモニターに特別なゲーミング機能はありませんが、特に違和感なくゲームを楽しめました。

応答速度も4msだったので、動きのあるシーンでも残像感や遅延はなく、複数のタイトルをプレイしても問題なし。

TNパネルよりも映像に迫力がありますし、IPSパネルよりもコストが抑えやすいので、性能と価格のバランスに優れたパネルと言えますね。

動画・映画

VAパネルは、暗いシーンの多い動画やゲームに適しているとよく紹介されています。

理由は、コントラスト比が高いので、引きしまった黒を表現できるから。

たしかに、映画やドラマで夜の場面を見てみると、臨場感は抜群でした。暗いシーン限定なら、黒がやや白っぽくなるIPSパネルよりもおすすめです。

とはいえ、真っ黒な映像があまりないアニメなどは、やはり発色のいいIPSパネルで見たいかなと。

好きな映画やゲームのジャンルよっても、その人に適したパネルが変わってくるように思えました。

IPSパネルの感想

最後のIPSモニターは「27UL600-W」で、購入価格は4万円ちょっと。

4Kに対応していることと、当時のIPSモニターはより高価だったので、他のモニターと比べて倍以上の価格でした。

パソコン作業

IPSパネルは視野角と色の再現性に優れているので、インターネット閲覧から文章作成まで、さまざな作業に適しています。

特に静止画が美しく、画像編集や動画編集をするなら、IPSパネル一択かと。

VAやTNモニターで作業をしていたときは、モニターの画質調整にかなり時間をかけていましたが、IPSモニターに変えたときには何もしなくても発色が良かったので驚きました。

クリエイターや医療関係の現場では、よくIPSモニターを使っているという話を聞きますが、たしかに納得できますね。

ゲーム

ゲームでは、画質優先ならIPSパネルで決まり!と思えるくらい映像が美しいです。

これまで、IPSパネルは応答速度が遅いというデメリットから、速いゲームには向かないとも言われてきました。

ですが、今回のIPSモニターでも応答速度は5msなので、ガンガン動くゲームでも大きな残像感を感じることもありません。

さらに、1m応答速度や144Hz以上のリフレッシュレートに対応したモデルもあるので、現在ではゲームでもIPSモニターをおすすめできます。

ただし、高スペックのIPSモニターは価格が高いんですよね…。シンプルな問題ですが、これが大きなデメリットと言えるでしょう。

動画・映画

動画や映画では、IPSパネルの鮮やかさと高い色精度によって、TNやVAパネルよりも映像にインパクトを感じられます。

IPSモニターを使い始めたときには、ちょっとギラギラしすぎかなとも思いましたが、すぐに慣れましたね。

人物や物体が速く動くシーンでも違和感はなく、アニメや映画など、さまざまな映像コンテンツの視聴が快適。

視野角が広いので大型モニターやマルチモニターにも最適なパネルですし、家族や友達と色々な角度から画面を見る場合にも、IPSパネルはおすすめです。

まとめ

結果を表にまとめると、以下の通り。

パネル種類画質コストおすすめ用途
TN速いゲーム・コスト重視
VA動画・映画
IPS仕事・高画質ゲーム

結論:コストを気にしないのであれば「IPSパネル」がおすすめ。

理由は、色の再現性に優れるのであらゆる作業や映像コンテンツに適していることと、ゲーム向けの機能があれば本格的な対戦プレイも可能になるから。

以上が、TN VA IPSモニターを使ってわかった違いになります。

ここまでご覧いただき、ありがとうございました。

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  • この記事を書いた人

ミルミル

PCゲーマー歴25年以上。PC、ゲーム、ブログを愛しています。 ゲームは主に格ゲー、MMOをプレイ。 当ブログ「ゲームPCライフ」では、ゲームで勝つためのゲーミングデバイス情報やPC生活に役立つ情報を発信しています。

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